CドライブのSSDを交換した話
スペック:
OS: windows10 home デスクトップ
CPU: Intel(R) Core(TM) i5-7500 CPU @ 3.40GHz 3.41 GHz
メモリ: 32GB
GPU: NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER
Cドライブ: SanDisk SDSSDA240G
Dドライブ: SanDisk SDSSDH3 500G

システム要件を満たしていないPCでWindows11にアップグレードしようと思ったのですが、CrystalDiskinfo でCドライブを調べたら健康状態が88%となっていました。
※キャプチャ画像を撮っていたら87%に下がってました..

これでは心もとない..

なので思い切ってCドライブを交換することにしました。
どうせなら1テラ欲しい!

まずは以下の動画を見る!

信頼度が高い「パソコン博士TAIKI」さんの動画を参考に調べていくと、Cドライブを交換するにはSSDのクローンを作成する必要があるそう。
クローンすることでOSを含めてまるっと複製が作れるみたいです。
そしてクローンを行うソフトで信頼できるものはほとんど有料らしい。。

しかし、SanDisk か Westerm Digital の場合は、専用ソフトが無料で使えるというこのなので、色々調べた結果以下の商品をピックアップしてみた。

クローンを作るために、購入したSSDを接続するツールが必要との事でしたので、以下も同時に購入した。

これでだいぶ価格も抑えられて信頼度も割と高いと思えましたよ

早速クローンして行こう!

届いたのがこれ
ケースに装着してUSBのコードを接続

接続したら、Winスタートボタン右クリックで「ディスクの管理」を開きます。

未割り当ての931.50GBが現れた

最初は「初期化されていません」となっているので初期化します。
ディスク0の部分を右クリックして「プロパティ」から「ボリューム」を選択して、「パーティションのスタイル」を見ていくと、(GPT)などと書かれています。このGPTかMBRかを確認しておいてください。

「初期化されていません」の部分を右クリックして「ディスクの初期化」を選択してください。
上記で確認したMBRかGPTかをここで選択して、OKを押します。
オンラインと表示されたら正解です。

専用ソフトでクローンする

※実は私の環境がおかしかったのか、このソフトではうまくいきませんでした。
しかしこちらの方法が成功する方が良いので自己責任ではありますが試してみてください。
今回成功した方法はコチラです。

専用の無料ソフトをダウンロードします。以下からダウンロードしてください。
https://www.westerndigital.com/ja-jp/support/software/acronis

インストールが完了したら「アプリケーションを開始」してください。

使用許諾を同意してOKを選択します。

ツールから「ディスクのクローン作成」を選択します。

自動(推奨)のまま「次へ」をクリックします。

ソースディスクがディスク1になっているか確認します。(コピー元のCドライブ)

ターゲットディスクがコピー先になっているか確認します。(私の場合はディスク3)インターフェースがUSBになっていますね。

一番上の「このコンピュータのディスクを交換するには」のまま「次へ」をクリックします。

内容が合っているか確認して「実行」をクリックします。

と…

なぜか私の場合、途中までは動いてたのですが、気が付くと動きが無くなり、いくら待っても何も起きなかったので Winスタートボタン右クリックで「ディスクの管理」を見てみました。

あれ、すでに終わってたのかな?
と思ったのですが、結果これではダメでした。

電源を落とし、Cドライブと入れ替えてから起動してみましたが、上記の様に「回復」の画面になってしまいダメでした。
エラーコード: 0xc000000e を調べて色々対処しようと試みましたが時間の無駄でした。

ほとんどの場合は、ここまででうまくいっていると思います。
Cドライブと入れ替えて無事起動できたならば「おめでとう!」と言いたい。

もし私の様にダメだった場合は、安心して下さい!以下に進みます。
今回の成功した方法となります。

WinToUSBでクローンを作成する

参考にした動画は以下です。

動画にある通り、以下のURLからソフトをダウンロードします。
https://www.easyuefi.com/wintousb/index.html

インストーラーを起動します。

日本語でOKをクリックします。

使用許諾に同意します。

インストール先を指定してインストールします。(スクショを2~3枚撮り忘れました..)
インストールが完了したら実行します。

左の「Windows To Go USB」を選択します。

インストール元を選択: クローン元の「現在のWindows OS」を選択します。
宛先ドライブを選択: 外付けのUSBドライブを選択します。
パーティションスキーム: GPTかMBRを選択します。(ここを参考に
インストールモード: レガシー

この内容で「続行」をクリックします。
初期化するか聞いてくるので、「はい」を選択します。
数分待つとクローン作業が完了します。(スクショ忘れた…)

元のドライブと入れ替えてWindowsを起動します。
私の場合は正常に起動しました。

起動したらWinスタートボタン右クリックで「ディスクの管理」を開きます。

おや、正常にクローン出来たようだが、回復パーティションが消えてしまってますね..
それとなぜかDドライブがオフラインになっていたので右クリックしてオンラインに切り替えておきました。(項目名忘れた..)
回復パーティションは無くても問題ないと言っている人もいたけど、気持ち悪いので修復したいと思います。

回復パーティションの修復

この動画を参考に回復パーティションを修復していきます。
ようはWindows10を再インストールすると修復するというものです。
現状のファイルなどには影響を与えず、OSだけ再インストールすることができます。
以下のURlからisoファイルをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

「今すぐダウンロード」をクリックします。
「MediaCreationTool_22H2.exe」がダウンロードされたらダブルクリックでインストールを開始します。

すると途中で以下のようなメッセージが表示されました。

ちょっとメッセージが違うかもしれませんが、だいたいこんな感じだったと思います。

どういうことかというと、今回使用した「WinToUSB」でクローンしたWindowsは、USBメディアから起動するもので、既に廃止されているものです。
したがって、このWindowsはコピーされたものだから更新や再インストールはできないよ!と言われています。

これを回避するためにはレジストリをいじる必要があります。

「regedit」と検索して「レジストリエディター」を開きます。

「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Control」に進み
「PortableOperatingSystem」の値を「0」にしてOKして、一度Windowsを再起動します。

これで「MediaCreationTool_22H2.exe」を再度実行してWindows10を再インストールすると無事に回復パーティションが復活します。

なんとか正常になりました。

健康状態も良好です。
何度かやり直したり失敗したりしたので、電源投入回数が20回になっていますwww

思ったより道のりが長くなりましたがなんとかなりましたね!
途中であきらめなくて良かったよ;

これでWindows11にアップグレードしていこうと思います。
それでは今回はこの辺でアディオス!